Salesforceのレポートの相対日付の一覧と使い方

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Salesforceの相対日付は、ある日付から相対的な期間を表すことができる機能です。

直近1週間の売上を表示するレポートを作成したいときなどに利用されます。

本記事では、Salesforceのレポートの相対日付の一覧と使い方について解説します。

相対日付に関するよくある質問にも回答するので、最後まで読み進めてください。

相対日付に関するよくある質問

  • Salesforceの相対日付を英語で言うと?
  • 相対日付でエラーが出た時はどうしたらいい?
  • 相対日付の半期っていつ?
  • 再来月のデータを抽出するときはどのように条件を設定したらいい?

株式会社メンバーズ サースプラスカンパニーでは、Salesforceを中心としたSalesforce・SaaS活用の内製化・伴走支援サービスを提供しています。

SaaS活用を通じて企業のDX推進を進めたいと考えている方は、ぜひ一度お問合せください。

目次

Salesforceのレポートの相対日付とは?

相対日付とは、ある日付から相対的な期間を表す日付のことです。

英語だと「Relative Date」と表現されます。

「今月のデータを確認したい」「先月のデータを確認したい」といった時に利用します。

Salesforceのレポートで相対日付を使うタイミング例

Salesforceのレポートで相対日付を使うべきタイミングの例は以下の通りです。

  • 直近1週間の売上を表示するレポート
  • 1週間以内に納品予定の商品を表示するレポート
  • 従業員の直近1週間の出勤状況を表示するレポート
  • 過去1ヶ月の問い合わせ数を表示するレポート

効果測定として定点観測を行いたいときに相対日付を利用しましょう。

Salesforceのレポートの相対日付の一覧

Salesforceのレポートの相対日付の一覧は以下の通りです。

相対日付値範囲
昨日前日の0:00から24時間
今日当日の0:00から24時間
明日当日の翌日0:00から24時間
先週1週間前の月曜日から7日間
今週現在の週の月曜日から7日間
次の週次の週の月曜日から7日間
過去n週間n週間前の月曜日から、現在の週の前の週の日曜日まで
次のn週間次の週の月曜日からn週間
n週間前n週間前の月曜日から7日間
先月前月の1日から1ヶ月
今月今月1日から1ヶ月
次のn か月翌月1日からnか月
過去n か月nか月前の1日から先月の月末
nか月前nか月前の1日から月末
来月来月1日から月末
過去n日間n日前の0:00から現在まで※今日が含まれる
次のn日間レポートが実行される日の0:00からn日間
n日前n日前の0:00から24時間
前四半期前の四半期の最初の日から終わりまで
今四半期現在の四半期の最初の日から終わりまで
次の四半期次の四半期の最初の日から終わりまで
過去n四半期n四半期前の四半期の最初の日から終わりまで
次のn四半期次の四半期の最初の日からn四半期後の終わりまで
n四半期前n四半期前の最初の日から四半期の終わりまで
去年去年の1月1日から12月31日まで
ことし今年の1月1日から12月31日まで
来年翌年の1月1日から12月31日まで
n年前n年前の暦年の翌年の1月1日から12月31日まで
過去n年n+1年前の1月1日から昨年の12月31日まで
今後n年翌年の1月1日から、n年目の12月31日まで
前会計四半期前の会計四半期の最初の日から前の会計四半期の最終日まで※[設定] の [会計年度] ページより
今会計四半期現在の会計四半期の最初の日から最終日まで
次の会計四半期次の会計四半期の最初の日から最終日まで
過去n会計四半期n会計四半期前の会計四半期の初日から 、前の会計四半期の最終日まで
次のn会計四半期次の会計四半期の初日から、 n番目の会計四半期の最終日の終わりまで
n会計四半期前n会計四半期前の会計四半期の初日から、その会計四半期の最終日まで
今年度本会計年度の初日から最終日まで
次の会計年度次の会計年度の初日から最終日まで
過去n会計年度n会計年度前の会計年度の初日から 、現在の会計年度の前の会計年度の最終日まで
次のn会計年度次の会計年度の初日から、 n番目の会計年度の最終日まで
n会計年度前n会計年度前の会計年度の初日から、その会計年度の最終日まで

参考:相対日付検索条件の参照

Salesforceのレポートの相対日付の使い方

Salesforceのレポートの相対日付の使い方は以下の通りです。

  1.  [検索条件]の日付条件の範囲を選択
  2. 利用したい相対日付を選択して[適用]をクリック

Salesforceの相対日付に関するよくある質問

Salesforceの相対日付に関するよくある質問に回答します。

  • Salesforceの相対日付を英語で言うと?
  • 相対日付でエラーが出た時はどうしたらいい?
  • 相対日付の半期っていつ?
  • 再来月のデータを抽出するときはどのように条件を設定したらいい?

それぞれ解説します。

Salesforceの相対日付を英語で言うと?

Salesforceの相対日付を英語で言うと「Relative Date」です。

相対日付でエラーが出た時はどうしたらいい?

相対日付でエラーが出た時は、Salesforceで用意されている相対日付以外を入力している可能性が高いです。

Salesforceのレポートの相対日付の一覧を参考に、正しい数値を入れるようにしてください。

相対日付で半期で絞り込みたい時はどうしたらいい?

Salesforceの相対日付では四半期ごとの絞り込みが可能ですが、半期ごとに絞り込みたいケースもあるでしょう。

そのような場合には、対象の日付項目を用いて数式の作成を行なってください。

「******」に対象の日付項目のAPI参照名を入力してください。

また、以下の数式は「4月から9月を上期、10月から3月を下期」としているので、必要に応じて書き換えてください。

IF (AND(1 <= MONTH( ****** ) ,  3>= MONTH( ****** )  ) ,    TEXT(YEAR( CloseDate ) - 1)  , 
    IF (AND(4 <= MONTH( ****** ) ,  12>= MONTH( ****** )  ) ,    TEXT(YEAR( CloseDate ) ) , null
    )
  )
+ 
IF (AND(4 <= MONTH( ****** ) , 9 >= MONTH( ****** ) ) , " 1.上期",
   IF (OR( AND(1 <= MONTH( ****** ) , 3 >= MONTH( ****** ) )  , AND(10 <= MONTH( ****** ) , 12 >= MONTH( ****** ) ) ) , " 2.下期" , 
     null
    )
)

レポートのみで利用する項目のため、ページレイアウトで表示させる必要はありません。

再来月のデータを抽出するときはどのように条件を設定したらいい?

再来月のデータを抽出するときは以下のように設定してください。

次の文字列と一致する「翌 2 か月」

AND

次の文字列と一致しない「来月」

まとめ:相対日付を利用してレポートを使いこなそう

本記事では相対日付について解説しました。

数値をきちんと可視化するためにも、Salesforceの機能をきちんと活用していきましょう。

Salesforceのレポートやダッシュボードの構築を代行してほしいという場合には、株式会社メンバーズ サースプラスカンパニーにご連絡ください。

株式会社メンバーズ サースプラスカンパニーでは、Salesforceを中心としたSalesforce・SaaS活用の内製化・伴走支援サービスを提供しています。

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