Salesforceの取引先責任者とは？目的や使い方も解説

Salesforceの取引先は、取引を行う会社や団体に所属している個人を扱うオブジェクトです。

本記事では、取引先責任者の基本情報や使い方、よくある質問について解説します。

取引先責任者の管理を効率化できるApp Exchangeも紹介するので、最後まで読み進めてください。

Salesforceの取引先責任者とは？

Salesforceの取引先は、取引を行う会社や団体に所属している個人を扱うオブジェクトです。

取引先責任者は取引先と関連付けられていますが、商談などのオブジェクトと関連付けることもできます。

取引先責任者のAPI参照名は？

取引先責任者のAPI参照名は「Contact」です。

取引先と取引先責任者の違い

Salesforceの取引先は、取引を行う会社や団体の情報を管理するオブジェクトですが、取引先責任者はその会社に勤める人を管理するオブジェクトです。

Salesforce独特の考え方になるので、取引先と取引先責任者の違いはきちんと把握しておくようにしましょう。

取引先責任者の役割とは？

取引先責任者の役割では取引先責任者または個人取引先の役割を記載することができます。

取引先責任者の役割の具体例は以下のとおりです。

取引先責任者の使い方

取引先責任者の使い方について解説します。

• 取引先責任者のマージのやり方
• 取引先責任者の削除方法

それぞれ一つずつ解説します。

取引先責任者のマージのやり方

1. 取引先責任者のレコードを選択します。[重複を表示] をクリックして重複内容を確認します。

2. マージする取引先責任者レコードを 3 つまで選択して、[次へ] をクリックします。

3. マスタとして 1 つの取引先責任者レコードを選択し、保持する項目値を選択します。[次へ] をクリックします。

4. 選択内容を確認してマージします。
   

取引先責任者の削除方法

取引先責任者は、取引先責任者オブジェクトの「削除」権限があるシステム管理者や取引先責任者の所有者、取引先責任者の所有者よりも上位のロールのユーザなら削除することができます。

取引先責任者の管理を効率化できるおすすめ名刺管理ツール

取引先責任者の管理を効率化できるおすすめ名刺管理ツールを紹介します。

• Scan to Salesforce/Pardot
• Sansan
• SmartVisca

Scan to Salesforce/Pardot

「Scan to Salesforce/Pardot」は、完全無料で利用できるシンプルな名刺スキャンアプリです。

iOS、Androidのアプリから1度で最大4枚の名刺をスキャンすることができます。

まずは名刺スキャンアプリを試してみたいという方におすすめです。

以下のリンクからApp Exchangeサイトに掲載されている「データ統合から、マーケティングを加速する 〜SansanのSalesforce連携〜」の情報を確認できます。

Scan to Salesforce/Pardot – 無料で使える名刺スキャンアプリ（iOS, Android対応） – Sansan株式会社 – AppExchange

SanSan

SansanのSalesforce連携アプリは、精度99.9％で顧客情報を登録することができる名刺スキャンアプリです。

役職ランクを活用したキーマン分析や、失注・受注分析による得意業界の抽出などの分析もできるので、営業戦略の立案アプリとしても利用できます。

料金は1ヶ月26,250円〜となっており、詳細な見積もりはSanSanに問い合わせる必要があります。以下のリンクから「今すぐ入手」をクリックしてお問い合わせください。

データ統合から、マーケティングを加速する 〜SansanのSalesforce連携

SmartVisca（スマートビスカ）

SmartVisca（スマートビスカ）は、紙名刺を1分で正確にデジタル化し、オンライン名刺やWeb電話帳、主要チャットツール連携もできる名刺管理アプリです。

高精度のAI-OCRにより、スキャンしてから約1分でSalesforceにデータが登録されます。

シンプルで使いやすい画面デザインのため、利用ユーザの88%が使いやすいと回答しています。

料金は1ユーザー1ヶ月1,300円〜となっており、すべての機能を試せる無料トライアルもあります。

以下のリンクからApp Exchangeサイトに掲載されている「SmartVisca（スマートビスカ）」の情報を確認できます。

SmartVisca（スマートビスカ）| 名刺管理から生まれた顧客データ構築・活用ソリューション – 株式会社サンブリッジ – AppExchange

取引先責任者に関するよくある質問

取引先責任者に関するよくある質問に回答します。

取引先責任者の複数の取引先へ紐づけることはできますか？

取引先責任者は複数の取引先に紐づけることができます。

複数の取引先と関連付けたいなら、カスタム参照項目の作成を行いましょう。

取引先責任者のマージに必要な権限は？

取引先責任者のマージに必要な権限は以下のとおりです。

必要なユーザ権限
取引先責任者をマージする	取引先責任者に対する「削除」
カスタマーポータル対応の取引先責任者をマージする	取引先責任者に対する「削除」および「セルフサービスユーザの編集」
パートナーポータル対応の取引先責任者をマージする	取引先責任者に対する「削除」および「パートナーの管理」

引用：Lightning Experience での重複する取引先責任者のマージ

取引先責任者の「敬称」を削除することはできますか？

取引先責任者の敬称は必須項目のため削除できません。

参考：[敬称]、[ミドルネーム]、および [肩書き] 項目の削除

退職した取引先責任者を管理したい

「退職」チェックボックスを作成して管理しましょう。

取引先責任者のレポートやビューで「退職」にチェックが入っている人を非表示にすることをおすすめします。

Salesforceの取引先責任者まとめ

本記事では、取引先責任者の基本情報や使い方、よくある質問について解説しました。

取引先責任者のカスタマイズ以外にも、Salesforceに関する課題があれば株式会社メンバーズ サースプラスカンパニーにお問い合わせください。